こんにちは。
「サマータイムレンダってどんなアニメ?」「キービジュアルにスク水の金髪美女が写ってるけどどんな内容?」
このような方はぜひ見てください。
この記事ではアニメ「サマータイムレンダ」を最終話まで見た感想を書いています。
ネタバレありです。
未視聴の方は注意してください。
大丈夫でしょうか?それではいきましょう。
サマータイムレンダのあらすじ
幼馴染「小舟潮」(こふねうしお)の葬儀に参加するために地元の日都ヶ島(ひとがしま)に帰ってきた主人公・「網黒慎平」(あじろしんぺい)。
日都ヶ島には「影を見た者は死んでしまう」という古い伝承があった。
潮の妹「澪」(みお)から亡くなる3日前に潮の影を見たと聞く。
また、潮の遺体には不可解な点があった。
真相を探るために日都神社に向かうが、そこに銃声が鳴る。
その先にいたのは銃を持った澪。
あっという間に慎平と澪は、銃を持った澪に殺されてしまう。
しかし、慎平は日都ヶ島に帰るための船の中で目を覚ました。
なんと2周目の世界線にタイムリープしていたのだった。
「サマータイムレンダ」感想
以下4つです。
- ダークな雰囲気のアニメ
- 緊張感のある物語
- 伏線の数々
- 前半はミステリー、後半はアクション
ダークな雰囲気のアニメ
私は「夏休みの大冒険が描かれているんだろうなー」くらいの予想で見始めました。
ですが、予想とかなり違いました。
1話ですでに死人が出てしまうんですよね。
死亡シーンもかなり生々しく描写されています。
予想とあまりにもギャップがあって、とても良い意味で裏切られましたし、1話時点で興味の惹かれる終わり方をするので見る手が止まりませんでした。
そして敵の存在が怖かったです。
設定もそうなんですが、顔がとても怖い。
特に怖かったのは、9話と18話。
本性を剥き出しなのが一目で分かる描かれ方で、底知れない絶望感やおぞましさ、不快感が一気に押し寄せてくる顔の表現はただ恐怖でしかありません。
何となく、クレヨンしんちゃんの映画「踊れ!アミーゴ」にでてくる風間ママやミッチーに擬態した偽物と似た恐怖を感じました。
また、死亡シーンのグロさも怖さに拍車をかけています。
例えば、指を切り落とされてたり、頭を潰されたりなどなど。
かなりダークな雰囲気で進み、敵も容赦なく主人公たちに襲い掛かってきて、その時の顔や動きがとても怖いです。
緊張感のある物語
ストーリーにとても緊迫感があって、ホッと安心できるシーンが極端に少なかったです。
特に序盤は全く読めない展開で、本当に何が起こるか分かりません。
「誰が影なのか、本当に人間なのか」と、ハラハラドキドキで疑心暗鬼になります。
味方が影だった瞬間、主人公側は一瞬で積むので、仲間集めも一苦労するんですよね。
また、あらすじでこのアニメはタイムリープものだと書きました。
タイムリープものの1つの醍醐味として、過去に戻って何がどう変わるのか、そんなことを考えながら見ていくと思います。
本作も主人公がタイムリープするので、様々な場面で過去に戻ります。
ただ、主人公にはタイムリープにとある制限があって、気軽にループすることが出来ないのです。
タイムリープ物なのに、主人公自身が簡単にループできないという斬新な設定が、ストーリーに更なる緊張感を持たせています。
さらに相手も異常な能力を持っていて、その能力は本当に主人公側が詰んでいるんじゃないかと思うほどです。
「これってバッドエンドもありえるよね」くらい絶望感があります。
ただ、そんな中でも逆転の一手で相手を出し抜く主人公たちにワクワクさせられました。
崖っぷちだからこその緊張感と逆転の一手を繰り出していく塩梅が、ストーリーに良い緊張感を生んでおり、一話ごとに見ごたえがあります。
伏線の数々
伏線の散りばめと回収がとても綺麗です。
序盤から伏線が貼られており、主人公がループするごとに謎が明らかになっていきます。
例えば、物語は主人公の幼馴染の葬式から始まるのですが、この葬式シーンだけでもたくさんの伏線があります。
進むごとに「あー、そういうことだったんだ!」となるので、見ていて爽快感がありますし、自分で考察していく楽しさもあります。
序盤は特に、色々予想しながら見ると楽しめます。
前半はミステリー、後半はアクション
前半は特にミステリーが多いです。
「登場人物が人間なのか影なのか」そんな緊張感と共にミステリーが繰り広げられていきます。
そして、後半はミステリーが若干抑えめとなり、激しい戦闘シーンが満載です。
ミステリーからアクションへの移り変わりがスムーズであり、とてもバランスが良いものとなっています。
また、戦闘シーンの作画も素晴らしいので見入ってしまうこと間違いなし。
前半は考察の余地あり、後半はド派手なアクションシーンとなっています。
まとめ
この記事では「サマータイムレンダ」を見た感想4つを書きました。
予想の斜め上をいく展開で、終始目が離せませんでした。
特に時間がある場合は一気見するのがおすすめ。
テンポよく進むので最後まで飽きることなく見ることが出来ますよ。
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