こんにちは。
この記事では「無職転生」が面白い理由について、私なりに考えたことを紹介しています。
「無職転生がなぜ人気なのか知りたい」
「ネットで面白いって聞くけどイマイチ面白さが分からない」
そんな方はぜひ最後までご覧ください。
この記事を最後まで読めば、「無職転生」の人気の理由や面白さが分かります。
あくまで個人の考えです。
ネタバレを含んでいるので、ご注意ください。
「無職転生」の面白さ
2つあります。
・ご都合展開ばかりじゃない
1つずつ見ていきましょう。
前世の扱い方
まず、面白い理由として前世の扱い方が挙げられると思っています。
前世の記憶を持って生きることが出来たらどうでしょうか。
前世の記憶を持って生きるということは、その分だけアドバンテージを持って次の人生を生きられると思うかもしれません。
現にルーデウスは前世の経験を存分に使い、転生先の人生を過ごしています。
前世での失敗を活かして、魔法習得や語学の勉強に精を出しています。
また、時には10歳にも満たない子供が、まるで大人のような口ぶりと振舞いを使って、その場を丸く収めたりなども。
「なんだよ!前世のアドバンテージ活かしているじゃん」と思うかもしれません。
ですが、異世界に行ったから苦しかった前世とはおさらば!とは行かないのです。
ルーデウスの前世は、心の引っ掛かりにもなっています。
彼は、前世の苦しい記憶と共に生きているのです。
過去のトラウマは異世界でも蘇りますし、いつまでも彼の頭から離れることはありません。
ですが、異世界で出会った人たちと過ごしていく中で、自分の前世と向き合うシーンもあるのです。
彼なりにあの頃と今を重ねて、答えを言葉や行動で示していく様子を見ることができます。
だからこそ、彼の1つ1つの発言や行動に納得感がありますし、重みが感じられるのです。
このように、前世の記憶がただのアドバンテージじゃなく、暗い記憶としても残っていますが、それでも前世を糧に成長していくからこそ、面白さがあると考えています。
ご都合展開ばかりじゃない
転生系の作品でありがちなのが、予定調和の人生で進むこと。
夢に満ち溢れた異世界を生きるというコンセプトも面白いですし魅力もあります。
しかし、無職転生は展開の繰り広げが一味違います。
上記で述べた通り、ルーデウスにいくつもの困難が降りかかるのです。
例えば、ルーデウスは幼馴染の女の子と一緒に魔法学校に入るお金を貯めるために、家庭教師の仕事を受けることになり、そこで「エリス」という少女と出会います。
エリスの凶暴さに手を焼いてしましたが、無事仲良くなって楽しい生活をするようになりました。
しかし、ここでとある事件に巻き込まれてしまうのです。
それが「フィットア領転移事件」という大事件。
イメージとしては、東京に住んでいたら、いきなりアマゾンのジャングルへ瞬間移動させられてしまうみたいな感じです。
この事件により、フィットア領にいたルーデウスやエリスたち含めて、周囲にいた大勢の住人やルーデウスの家族、建物など、すべてを巻き込んでそれぞれが見知らぬ土地へ転移させられてしまうのです。
ルーデウスとエリスが転移させられた先は、魔大陸という凶暴な魔物の住む土地でした。
そこから、危険な悪魔として恐れられているスペルド族の戦士「ルイジェルド」も加わった3人で魔大陸を冒険していきます。
しかし、冒険の先で、転移事件に巻き込まれた住民たちの救助をするべく立ち上がっていた父「パウロ」と再会しますが、彼と心がすれ違ってしまいます。
多くの困難がルーデウスの前に立ちはだかるのです。
困難の度に挫けてへこむルーデウスの姿があります。
このように、転生しても私たちと同じで根幹が変わっていないのです。
むしろ前世以上に、考えることや大変なことがルーデウスに降り注いでいます。
それでも、ルーデウスはそんな困難に対して、本気で生きて乗り越えていくんですよね。
理不尽な事件や親子のすれ違いを経験しながらも悩み、少しずつ強くなっていきます。
予定調和に行かない人生を歩みながらも少しずつ強くなっていくルーデウスを見てると、「自分も頑張ろう!」と元気をもらえるのです。
だからこそ、無職転生というアニメに引き込まれるのです。
まとめ
今回は「無職転生」について面白い理由について紹介しました。
最初は「無職転生」特有の空気感に慣れないこともあると思いますが、ルーデウスたちが本気で生きる様子に、心を動かされるものがあるはずです。
もし、まだ見ていない方がいたら見ることをおすすめします。
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