「葬送のフリーレン」第2クールのエンディングに出てくるお墓はフェルンなのか?映像の意味について考察

こんにちは。

この記事では「葬送のフリーレン」の「第2クールのエンディング映像に登場するお墓はフェルンのものなのかどうか」、「映像の意味」について考察していきます。

人の考察や解釈が知りたいという方は最後まで見てくださいね。

あくまで妄想であるということを前提に見てもらえると嬉しいです。

フェルンのお墓だと考える理由

私はフェルンのお墓だと考えています。

その理由は2つです。

・フランメのお墓の形が違う
・幼少期のフェルンや髪飾り・赤いリボンが登場する

フランメのお墓の形が違う

まず、この考察をするとき、もう一つの可能性として挙げられるのはフランメのお墓説です。

映像を見ると確かにフランメのお墓のようにも思えますが、形が少し違います。

フランメのお墓の場合は四角いのですが、エンディングのお墓は丸みを帯びていますよね。

また、フランメの場合であれば、お花畑があるはずです。

このことから、少なくともフランメのお墓ではないということが言えます。

幼少期のフェルンや髪飾り・赤いリボンが登場する

映像内に幼少期のフェルンや髪飾り、赤いリボンが登場することから、フェルンのお墓だと思われます。

また、フリーレンは映像の最初にお墓の前で横たわっていますよね。

そして、最後はフェルンに膝枕をしてもらっている形で終わりました。

この最初と最後をつなげることで、フリーレンがフェルンとの思い出に浸っているという解釈も出来ますし、オレオールにて再開できたという妄想も出来ます。

このことから、直接的な表現ではないですが最後にフェルンを描いているため、お墓は彼女のものではないかという解釈でした。

第2クールエンディング映像の意味を考察

この映像は、フリーレンが体験するであろう、これから先の未来の出来事が描いていると考えています。

そして、「フェルンとの思い出と共に生きていこうとするフリーレンの想い」を描いていると解釈しました。

その理由について、以下の順番で説明していきます。

①お墓の前で寝そべるフリーレン
②フェルンの赤いリボンと蝶
③森の中を歩くフリーレン
④青いつぼみで再開する2人
⑤透けているフェルンと膝枕してもらうフリーレン

①お墓の前で寝そべるフリーレン

まずはフリーレンがお墓の前で寝そべるところまで見てみましょう。

お墓のそばに立っているフリーレンと共にエンディングが始まります。

その時に写っている月ですが、満月ではなく欠けていることが分かりますよね。

私はこの月から2つの解釈をしました。

満ち欠けの月

フリーレンの心境を表している

まずはフリーレンの心境を表しているのではないかという解釈です。

フリーレンは長寿ゆえに永遠に近い寿命を持つと同時に、人の死を見届けなければならない立場にいます。

フリーレンは、ずっと旅をしてきたフェルンのことを、すごく大事に思っているはずです。

そんなフェルンが亡くなって、心にぽっかり穴が空いてしまった。

その心境を月の満ち欠けで表現しているのではないかという推測です。

月の満ち欠けの象徴

月の満ち欠けには、象徴として「自然の摂理、時間、変化」といったものがあり、人の生死について関連付けされています。

上記でも触れましたが、人の死というものは自然の摂理で、時間が経過すれば死に近づいていきますよね。

このように、満ち欠けた月を描くことでいつかはやってくる死、すなわちフェルンとの寿命による別れを書いているのではないかという解釈ができます。

寝そべるフリーレン

そして、お墓の前で寝そべります。

これはラストに繋がるため、最後に言及します。

②フェルンの赤いリボンと蝶

次に幼少期のフェルンと思われる人物と、彼女の赤いリボンが出てきます。

そして、フリーレンが赤いイヤリングに吸い込まれように下に落ちてから混ざり合い、フェルンの髪飾りが出来て蝶が飛び立ちます。

ここで触れるのは蝶についてです

物語の中でも蝶は登場しました。

登場したのは、フェルンが魔法を選んだと気付いた時の回想シーンです。

このことから、映像で登場する蝶も、回想シーンの青い蝶なのかなと。

そして蝶は、「魂や、魂を運ぶ」生き物と言われています。

そのことから、蝶はフェルンの魂を運んでいる、もしくはフェルンの魂そのものという解釈ができます。

③森の中を歩くフリーレン

フリーレンが森の中を彷徨うように歩いていて、そこにすれ違うように蝶が飛んでいます。

このフリーレンですが、蝶を探しているのではないのかなと。

つまり、フェルンを探しているということです。

もっと言うと、「フェルンとの記憶や思い出」を探しているのではないかなと思っています。

上記で冒頭の月は、1人となったフリーレンの心境を表しているのではないかと考察しました。

すなわち、このエンディングの映像は、孤独となってしまったフリーレンの心の世界。

そして彼女の歩く道に注目してください。

赤いリボンが敷かれていることが分かります。

ここの解釈ですが、私はフェルンとの思い出を辿っているのかなと考えています。

④青いつぼみで再開する2人

赤いリボンの先には青いつぼみの花がありました。

そこで蝶とフリーレンが出会い、蝶は青いつぼみに降り立って、姿を変えフェルンとなりました。

ここで2人はようやく再開します。

⑤透けているフェルンに膝枕してもらうフリーレン

フェルンがフリーレンに膝枕をしているシーンで映像は終わります。

この時に注目して欲しいのは、フェルンが少し透けていることと、一輪の蒼月草です。

透けているフェルン

よく見て欲しいのですが、フェルンが透けています。

つまり、彼女は実体ではないということ。

ここからも、フリーレンの精神世界であると考えられる理由が出てきました。

そして、そんな彼女にフリーレンは横たわっており、これが冒頭の寝そべるシーンとリンクします。

ある意味、この膝枕そのものが、フェルンとの思い出なのかなと。

だからこそ、お墓の前で横たわり、彼女との思い出に浸っている。

「フェルンの思い出と共に生きていく」というフリーレンの想いを描いているのかなと考えました。

また、そう考えた理由として、蒼月草が咲いていることも挙げられます。

蒼月草

ここでの蒼月草にはどんな意味があるのか考えた時、やはりフリーレンからヒンメルへの想いなのかなと思っています。

フリーレンはヒンメルとの思い出を旅の中で何度も思い出しますよね。

彼女にとってヒンメルとの思い出は心の支えであり、記憶と共に生きていると言えます。

つまり、二人を見守る形で蒼月草を書いたことで、「ヒンメルと同じように、フェルンも記憶と共に生きていく」。

そんなフリーレンの想いを描いたのかなと思いました。

まとめ

今回は「葬送のフリーレン」「第2クールのエンディング映像に登場するお墓はフェルンなのか」、「映像の意味」について考察しました。

今回の考察以外にもいろいろな解釈が出来そうです。

エンディングの映像から色々と考察ができる「葬送のフリーレン」はすごいですね。

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