本の内容が頭に入らないのはおかしくない!【思いつめなくて大丈夫です】

本を読んでいる人の中には

・本を読んでも頭に入らない
・本の内容が頭に入らないんだけど、これって大丈夫?

というような悩みに答えていきますね。

本を読んでも内容が頭に入らないのは、あなたの記憶力が悪いからではありません。

内容が頭に入っていないと「なんでこんな頭に入らないんだ…」「自分に読書は合っていないんじゃないか…」とナイーブになりますよね。

その気持ち良く分かります。

私もずっとそうでした。

もしかしたら、本を読んでも頭に入らないのには、何かほかの原因があるかもしれません。

この記事では本の内容が頭に入らない原因と、私が実際に頭に残すために取り入れている方法を紹介します。

最後まで読めば、本を読んでも頭に入らない原因と解決方法が分かります。

本の内容が頭に入らないのはおかしいのか

結論、おかしくありません。

なので、「自分は記憶力が良くないから…」「内容が頭に入らないから…」と読書をやめないでください。

きっと、本が合わなかったり、読書の仕方に原因があるのだと思います。

本が頭に入らない原因4つ

・本を読む目的が具体的じゃない
・内容に興味を持てない
・繰り返し読んでいない
・内容をアウトプットしていない

それぞれ紹介していきます。

・本を読む目的が具体的じゃない

本を読むとき、目的を決めていますか?

目的を決めておかないと、意識があっちこっちにいって集中できません。

例えば、船を使ってA島に行きたいとします。

・A「ただ船に乗ってA島を目指す船」
・B「ルートを決めてからA島を目指す船」

どちらが迷わず着くと思いますか?

たぶん後者だと思います。

これと同じように、読書でも目的を具体的にしておかないと、「あれ?なんでこの本読んでんだっけ…」「どこを重点的に読めばいいんだ…」と漠然とした状態になりかねません。

目的を具体的に持つことは、本に意識を向けるためにも必要なことなので、出来ているか確認してくださいね。

・本の内容に興味を持てない

本の内容に興味が無いから、頭に入らないという可能性もあります。

内容に興味が無いと集中できませんよね。

いまいちしっくりこなくて、気持ちも上がらないと思います。

なので、今一度その本が本当に興味のある事なのか、本当に読みたい本なのか確認しましょう。

・繰り返し読んでいない

1度読んだだけで、内容を覚えたつもりになっていませんか。

たった1度読んだだけでは、内容は頭に入りません。

テスト勉強でも、単語を何回も読んだり見たりして覚えてきたと思います。

本も同じで、内容も何度も読み返したりしないと、頭に入りません。

・内容をアウトプットしていない

「もう、この本読み終わったから終わり!」と、読書を終わらせていませんか?

ただ読んだだけでは、本の内容を身に付けたとは言えません。

日常から、本から得た知識を使おうとしているか、確認してみて下さいね。

本の内容が頭に入る読書方法6選

ここからは私も実践している、本の内容が頭に入る方法を紹介します。

・本を読む目的を具体的にする
・最初に流し読み
・声に出して読む
・好きなジャンルの本を読む
・考えたことや感想を書き出してみる
・アウトプットを繰り返す

本を読む目的を具体的にする

頭に入らない原因の1つでも触れましたが、本を読む目的を具体化してみましょう。

目的を具体化しておかないと、内容は頭に入ってきませんし、情報も目に入りにくいです。

例えば

①「とりあえず、コミュニケーション能力を伸ばしたいな~」という人
②「コミュニケーション能力を伸ばしたい!特に伝える力を伸ばすんだ!」という人

 

どちらの方が、内容が頭に入ってきやすいでしょうか?

おそらく②の方だと思います。

なぜなら、本を読む目的が具体的であり、やるべきことを厳選しているからです。

①だと目的が定まっておらず、見るべき情報がたくさんありすぎるので、意識があっちこっちに行ってしまい、本の内容が頭に入りにくいと思います。

②なら目的が具体的に決まっているので、情報も頭に入りやすいです。

読む目的を具体化することはとても大事なので、本を読む前にどんな風になりたいのか、具体化しておくと内容が頭に入りやすくなりますよ。

最初に流し読み

最初にサラっと本を1周するのも手です。

1周目は内容を理解する必要はなし。「こんなことが書かれているだ~」程度でOK。

あらかじめ、どんなことが書かれているのか把握するだけで、2回目の吸収率は違いますよ。

あと、「この内容難しいな…」「ココ読まなくていいかな~」と思ったところは飛ばしてください。

本はすべてを読む必要が無いからです。

私も最初にどんなことが書かれているのか見てから、必要な部分だけを読むようにしています。

意識することは以下のこと

・「はじめに」や「まえがき」を最初に流しながら読む
・目次を見て本の流れを読む
・「難しい」「必要ないな」と思ったら飛ばす
・分からない用語が出たら調べる(できれば)

「はじめに」や「まえがき」には著者がどんな思いを持って書いたのか、どこに注目して読んで欲しいのかが書かれているので、どこに集中して読めばいいか把握できます。

本の流れを読むというのは、目次を見てどんな構成で話が進むのかを把握することです。

気になった箇所にメモやマーカーを引いておくと、2回目からスムーズに読み返せます。

あと、分からない用語があったら、事前に調べましょう。

分からないまま2回目を読むよりも、イメージしやすいはずです。

声に出して読む

声に出して読めば、何が書かれているのか把握しやすいです。

声に出すということは、自分の耳にも情報が入ってきますよね。

「目」と「耳」の2つから情報が入ってくるため、内容が頭に入りやすいと言われています。

内容を覚えておきたい時は、音読に頼るのも1つの手だと思います。

興味のある本を読む

本の内容が頭に入らない原因として、「興味の無い本を読んでいるから」と書きました。

今までを振り返ってほしいのですが、少しでも興味があることや、好きなことなら集中して取り組めていたと思います。

能動的に物事を吸収していけるので。

本もそれと同じです。

好きことが書かれている本、知りたいと思っていたことが知れる本を読んでみましょう。

私も歴史の本を読んだ時、あまりにも興味が無く、本に全く集中できていませんでした。

ですが、運動に興味があったので、それに関連する本を読んだ時、集中して読めた経験があります。

なので「みんなが読んでいるから」とか「おすすめされたから」と本を読むのではなく、興味のある分野の本を読むと、頭に入りやすいですよ。

考えたことや感想を書き出してみる

本を読んでいて考えたことや感想を、紙やノートに書きだすことも1つの手です。

目的は「能動的に本を読むため」です。

このとき、自分ルールとして、書き出す数を決めましょう。

最初は2つくらいがおすすめです。

読むときに「思ったことを書き出すぞ!」と思っていれば、能動的に本を読むことが出来ます。

アウトプットを繰り返す

本をただ読んで終わりではなく、日常生活でも使うようにしましょう。

アウトプットをすることで、本の内容が頭に残りやすくなります。

こちらでおすすめのアウトプット方法を紹介しています。

まとめ

今回は本を読んでも内容が頭に入らない原因と、頭に入る読書方法を紹介しました。

ぜひ、参考にしてみて下さいね。

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