『ぼっち・ざ・ろっく!』なぜ人気になったのか魅力を紹介

皆さんこんにちは。アイスです。

この記事では『ぼっち・ざ・ろっく!』(ぼざろ)がなぜ人気になったのか、私が見て思った魅力を書いています。

『ぼっち・ざ・ろっく!』が人気になった理由について、「人の意見を知りたい」という方はぜひ見ていってくださいね。

また、個人的な解釈です。こういった解釈もあるのよねぐらいの感覚で読んでいただけると幸いです。

それではいきましょう。

『ぼっち・ざ・ろっく!』が人気になった理由

私は『ぼっち・ざ・ろっく!』が人気になったのには以下の理由が挙げられるのかなと思っています。

・後藤ひとりへの感情移入
・クセの強い魅力的なキャラクターたち
・コミカルでテンポの良い奇行
・演奏の演出
・歌詞から分かるぼっちちゃんの心境の変化

1つずつ見ていきましょう。

ぼっちちゃんへの感情移入

まず『ぼっち・ざ・ろっく!』主人公、後藤ひとり(ぼっちちゃん)に共感、感情移入する人が多かったことが理由の1つではないかと考えています。

ぼっちちゃんは、根暗でコミュ障で、高校に入るまで友達は0人です。

物語冒頭から、「そんな自分を克服したい、高校こそはバンドをやって一歩踏み出したい」と考えていました。

ですが、なかなか勇気を出せず頭の中では「誰かに話しかけてもらいたい」という願望だったり、自分が大舞台でかっこよく演奏している想像をしています。

会話中に目線が泳いだり、会話の最初に「あっ」とつけてしまうところもリアルです。

そして、自分の理想と現実に乖離があることからか、動画投稿者「ギターヒーロー」としての一面では盛りに盛りまくった設定を付け加えていました。

このように、ぼっちちゃんのような奇行には走らずとも、自分の理想に近づけないというもどかしさだったり「いつかは、今度は」と、勇気を持って決断できない人も多いと思います。

こうした現代の私たちと同じような悩みを持ったぼっちちゃんだからこそ、共感する部分も多く、見入るのかなと思いました。

また、原作と同様このような悩みを重苦しく見せず、エンターテインメントとして昇華させているのも人気になった理由なのかなと思っています。

クセの強い魅力的なキャラクターたち

クセの強いキャラクターが多いのも人気になった理由だと考えています。

ぼっちで奇行が多い陰キャ女子のぼっちちゃん。

結束バンドの世話焼きで下北沢の天使の虹夏ちゃん。

実家が太いくせにぼっちちゃんからお金を借りてなかなか返さない山田。

キラキラした歌うま陽キャ女子で「キターン!」という効果音を流す喜多ちゃん。

なんかこれだけでもクセが強いですよね。

このようにクセの強い魅力的なキャラクターたちが数多く登場するのも、理由の1つだと思いました。

コミカルでテンポの良い奇行

コミカルなシーンが多いことも人気になった理由の1つかなと考えています。

パロディネタが数多く登場したり、ぼっちちゃんの顔や体型がおかしくなったりなど、クスっと笑ってしまうシーンがたくさんあります。

また、「本当にきらら作品?」と思えないほどメンバーのトチ狂った奇行が、合間合間でテンポよく挟まっています。

こういったコミカルさも視聴者を離さない理由だと思いました。

演奏の演出

※私の勝手な解釈です。

たくさんあるのですが、ここでは2つ紹介します。

まずは、第8話で流れた「あのバンド」の演奏シーンです。

結束バンドを正面から見たシーンだけではなく、ぼっちちゃんの視点も描かれており、演奏の臨場感や迫力を私たちに見せてくれました。

次に第12話「星座になれたら」を演奏中に起こった、ぼっちちゃんの機材トラブルです。

ここで演奏をスローにしてぼっちちゃんの思考を描いてもいいのに、あえてスローにすることなく進行させることで、緊迫感や焦りを視聴者にも感じさせつつ、喜多ちゃんたちの咄嗟のアドリブ演奏とぼっちちゃんのボトルネック奏法を差し込んでいます。

こうした機材トラブルが起こすリアルさを演出したからこそ、ぼっちちゃんのトラブルにも対応した結束バンドの結束力を感じられるシーンとなり、感動が生まれるのかなと思います。

このようなこだわりや演出を詰め込んでくれたからこそ、演奏シーンでも私たちを虜にしたのだと思いました。

歌詞から分かるぼっちちゃんの心境の変化

楽曲自体にも魅力はものすごくありますが、アニメを見ているからこそ分かるぼっちちゃんの心境の変化を歌詞で描いたことも、人気になった理由なのかなと思っています。

物語の設定では作曲は山田が、作詞はぼっちちゃんが担当しています。

歌詞から分かるのですが、物語の序盤で出てきた「ギターと孤独と蒼い惑星」では、ぼっちちゃんの世の中に対する不満が綴られていたりするなど、攻撃的な言葉多い印象を受けます。

それとは反対に、アニメ終盤で出てくる「星座になれたら」では、喜多ちゃんや結束バンドへの思いが込められています。

アニメには登場しなかったものの、「光の中へ」では、ぼっちちゃんのライブに対する心境の変化が歌詞から分かります。また、サビでは笑顔で楽しそうに演奏しているぼっちちゃんがいますね。

このように、歌詞を通してぼっちちゃんの心境の変化が分かります。

楽曲のすばらしさのみならず、アニメを見ているからこそ分かる、ぼっちちゃんの心の変化を歌詞から感じられたのも人気になった理由の1つだと思いました。

まとめ

今回は『ぼっち・ざ・ろっく!』が人気になった理由について、個人的な解釈を紹介しました。

陰キャ女子が織りなすバンド活動は、日本のみならず海外でも人気になりました。

ぜひ、2期の放送にも期待したいですね。

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