こんにちは、アイスです。
今回は「ポケットモンスター 遥かなる青い空」を見た感想をだらだらと書いていきます。ご了承ください。
- アニポケ「遥かなる青い空」の感想を知りたい
- 評判がよさそうだったら見てみたい
そんな方は是非最後までご覧ください。
また、ネタバレを含むので予めご了承ください。
遥かなる青い空は2023年1月13日(金)まで公開となっています。
前置きメッセージ
新無印が終わった後の放送でしたが、今回も良い回でしたね。
アニポケからのメッセージ性を感じられましたし、アニポケから離れている人でも見やすいものだと思いました。
とりあえず長くなるので、前置きメッセージはこのぐらいにしときましょう。
アニポケ 遥かなる青い空 感想
結論です。
- 作画が良い
- 石塚運昇さんのナレーション
- 無印へのリスペクト
- クノエシティのbgmがエモい
- ハルトの正体
- サトシの波動について
- 制作スタッフからのメッセージ
それでは紹介していきます。
作画が良い
作画良かったですよね。
サトシの作画が映画「キミにきめた」に寄せられていて、「これがサトシだよな~」なんて思いました。
他にも森の背景がポケダン味があって良かったです。
石塚運昇さんのナレーション
まず、最初と最後で石塚運昇さんのナレーションがありました。
「この少年マサラタウンのサトシ」から始まったので映画のようなワクワク感がありました。
今までのナレーションももちろん良かったですが、懐かしさも相まって石塚さんの声を聞いたときは感動しました。
そして、最後も石塚さんのナレーションで締めるのはずるいですよね。
終わりを感じさせられました。
初代無印へのリスペクト
この回では初代無印へのリスペクトを感じました。
まず、ロケット団とサトシの絡みに無印味がありました。
ロケット団の口上が長くなり、サトシが飽きて鍵を取ってしまうのは無印から良くありましたよね。
また、ギャグシーンもありました。
今回のキーキャラ「ハルト」と共にポケモンを触りに行こうという話になり、ポケモンを触りに行きます。
コンパンを見つけた時に放ったギャグが
「コンパン 昼だけどこんばんは!」
ポケットモンスター 遥かなる青い空 (サトシ)
でした。
無印には伝説の第一話に
「少しは話を聞いてくれてもいいんじゃない?」「ちゃあ…(歯を見せる)」「あ、歯はある。歯無しじゃない。…話したくないってこと?」
無印1話ポケモン!きみにきめた!(サトシ・ピカチュウ)
というギャグがあります。
この無印特有のノリは今までのアニポケにはありません。
他にもマンキーからハルトの帽子を取り返すシーンもあります。
サトシが無印時代、マンキーに帽子を取られたことを物語の中で言っていました。
このように無印の特有のノリや出来事が詰め込まれているので、特に初代勢は見るべきです。
クノエシティのbgmがエモい
XYで使われたbgmが多いという印象でした。
どれも神曲ですよね。
特に後半、サトシとハルトの両親が話すシーンで流れた「クノエシティ」というbgmが良かったです。
bgmも相まって感動しました。
ハルト両親が前に進めたようで良かったです。
ハルトの正体
次にハルトの正体です。
ハルトは幽霊でした。
ポケモンが好きで旅に出たかったのですが、病気によって他界してしまったのです。
物語の中でハルトがポケモンや物に触りそうになった時、頑なに話題を変えたのは幽霊だったからなんですね。
命の尊さを扱っていたので、なかなかに重い展開でした。
サトシの波動について
物語の後半、ハルトの正体を知ったサトシはハルトにポケモンを触ってもらうために波動?のようなものを使います。
そもそもこれは波動なんですかね?
これは私の簡単な考察になってしまうのですが、あのシーンでサトシは波動を使ったと推察しています。
サトシが波動を初めて使う描写が見られたのは、AGの映画「ミュウと波動の勇者」でした。
他にも様々なタイトルで波動使いの設定が活かされているシーンがあります。
見て欲しいのですがサトシが波動を使うとき、背景が青暗くなったり、青い波がありませんか?
ハルトに対して使ったときもその描写と酷似しています。
なので、簡単な考察ですが、サトシは波動を使ったと思いました。
にしても、こんなところで波動使いの設定が活かされるとは・・・
ポケモンに使う事ならありますが人間、ましては実体のない幽体にまで影響を与えらえるとは驚きでした。
サトシの波動が見られてよかったです。
制作スタッフからのメッセージ
今回の目玉はここと言っていいでしょう。
私はこの回でアニポケ製作スタッフから強いメッセージを感じました。
ハルトのお母さん「サエ」が言ったセリフです。
失って初めて気づかされたわ。当たり前にあることが実はそうじゃない、ただそこにあるだけでなんて幸せだったんだろうって。今は当たり前のものにもこう思うの、ありがとうって。
ポケットモンスター 遥かなる青い空(サエ)
素晴らしい言葉で色々な解釈がありますが、私は2つの解釈ができました。
① ハルトの存在
一つ目はハルトの存在です。
ハルトはサトシと同じようにポケモンが好きで、旅に出たがっていました。
しかし、体が弱かったため、旅に出られなかった。
健康な体は当たり前じゃない。病気でサトシのように旅に出られない子供もいる。
現実でもこれは同じです。
健康に生きられることは当たり前のことじゃない。
たくさんの奇跡で私たちは生きていられる。
こんなことを教えてくれていると思いました。
② サトシの存在
二つ目はサトシとピカチュウの冒険が終わる事への暗喩だと解釈しました。
私たちはずっとサトシたちの冒険を見てきました。
サトシたちの冒険はずっと続くと思っていましたよね。
しかし、サトシの冒険は幕を閉じてしまいます。
サトシの冒険が終わってしまうことで、初めて気づく寂しさ。
サトシをテレビで見られるのは当たり前じゃない。
だからこそ、残りの最後の冒険も見て欲しい。
アニポケスタッフはこれを伝えたかったんじゃないかと思いました。
最後サトシはママのコロッケを食べて泣いていましたよね。
多分ハルトやサエの言葉を思い出しながら。
サトシの冒険をテレビで見られるのは残り少ないですが、この先、ふとサトシの冒険を見た時に感動できるといいですね。
アニポケ 遥かなる青い空 まとめ
今回はアニポケ「遥かなる青い空」を見た感想を紹介しました。
この回は初代無印特有のノリや強いメッセージ性があります。
アニポケをずっと見ている方、離れてしまったという方でも見られるものとなっていました。
まだ、見ていないという方は是非見て欲しいです。
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