2022年10月8日よりアニメ放送(テレビ朝日系列)が始まった『ブルーロック』。
そんなブルーロックには数々の魅力的なキャラクターたちがいます。
中でも驚異的なトラップとあり得ない発想でプレーをする才能の「天才」凪誠士郎について詳しく解説します。
※原作204話までと「小説版ブルーロック 戦いの前、僕らは。」、「EPISODE凪-」のネタバレを含むのであらかじめご了承ください。
ぜひ、凪誠士郎のプロフィールや能力、ブルーロックでどう変わっていったのか、知りたい方は最後まで見てください。
凪誠士郎のプロフィール
- 誕生日 5月6日
- 星座 牡牛座
- 年齢 17
- 血液型 O型
- 身長 190cm
- 出身 神奈川県
凪誠士郎の才能
ここからは凪の能力について解説します。
- 華麗なトラップ
- 発想と潜在能力
それぞれ解説します。
華麗なトラップ
凪はサッカーを始めて半年ながら、ブルーロックでも上位の実力を持つ選手です。
中でもトラップはサッカーを始めて半年とは思えないほど卓越していて、ブルーロックでも群を抜いています。
そんな凪が作中で見せた驚きのトラップシーンを紹介します。
ジャンピングトラップ
これは26話で見せてくれたプレーです。
背後から来る超ロングボールを、速度落とさずそのままコントロールしました。
これにはブルーロック主人公の「潔世一」も「なんだこの生きもの!!?」と反応しています。
背中トラップ
34話で見せてくれました。
背後からのロングボールを背中で受け、潔を置き去りにしたスーパートラップです。
潔はこのプレーで「発想が異次元!!!」と驚いています。
戦場の創造主初接蹴トラップ(名称不明)
これは51話で見せてくれたプレーですね。
2ndステージのVS「馬狼照英」・「成早朝日」戦で見せてくれました。
何てことないただのパスに凪のファーストタッチを加え、特別なリズムを作り出すトラップです。
この予測不能のトラップで馬狼をかわし、得点を決めました。
全吸収トラップ
これは52話で見せたトラップです。
相手が凪とは離れてマークする時に威力を発揮するトラップです。
シュート性のような強列なパスを柔らかいトラップで吸収するものでした。
離れてマークに付いていた成早は不意を突かれ、対応できませんでした。
超次元共演トラップ
105話で登場しました。
同チームの「雪宮剣優」が放ったジャイロシュートが相手に止められると判断して、即興で判断したトラップです。
ジャイロの勢いを殺し、見事コントロールしました。
発想と潜在能力
凪はサッカーを始めて半年ですが、天才的なサッカーセンスを持った選手です。
馬狼や蜂楽、千切を抑えて伍号棟のトップランカーとして君臨していたことからもその実力の高さが分かります。
また、サッカーを始める前から才能の片鱗を見せていて、同じ高校でブルーロックで共に戦う「御影玲王」に出会った際、階段から落としそうになったスマホを足でトラップする離れ業を見せています。
他にも「小説版ブルーロック戦いの前、僕らは。」では、校内で行われた球技大会のバレーボールで誰も反応できなかったフェイントボールに凪だけが唯一反応し、足でコントロールして見せます。
このことから、えげつない才能の持ち主であることが分かりますよね。
さらに作中でも才能の塊のようなプレーや描写があります。
二段式空砲直蹴撃(2段式フェイクボレー)
これは76話で登場した技です。
1回目で撃つと見せかけて、2回目でシュートを放つという神業を見せています。
パスに反応してくる「糸師凛」を逆手に取った理不尽シュートでした。
これには凛も冷や汗をかいていましたね。
即弾球上跳躍回転(タップリフトジャンピングリターン)
これは117話、U-20戦で見せてくれたプレーです。
マークに付いていた相手二人をシュートフェイントからの瞬間吸収トラップでかわして打ったシュートです。
観客も沸き上がり、凪誠士郎を日本に見せしめるプレーとなりました。
五連式回天空砲蹴撃(5連式リボルバー・フェイク・ボレー)
190話の対ドイツ戦で放たれたスーパーゴールです。
二段式空砲直蹴撃を見切った潔の想像を完全に超えたシュートでした。
潔の「メタ・ビジョン」どころかカイザーでさえも止めることが出来なかったシュートで、あまりの再現性の無さから196話にて絵心から「人外クソゴール」と言われています。
高い年俸
204話にて凪の年俸価格は「8,800万円」だと明らかになりました。
すでに2ゴールを残している蜂楽を抑えて、現状BLランキング2位となっています(1位は1億円の馬狼です)。
世界2位のストライカー、クリス・プリンスが所属する「マンシャイン・C」からオファーを受けています。
凪誠士郎の成長
ここからは凪がブルーロックに来てどのように変わっていったのか。
ブルーロック原作やEPISODE凪から分かることを簡単に考察します。
1次選考
凪は基本的にサッカーに興味はなく、玲王の付き添いという感じでした。
ゴールへの執着も薄く「スマホ返してもらいたい」というストライカーとしては不純な動機でゴールを決めています。
しかし、チームZとの試合では玲王の苦悶の表情と追い込まれた状況を見て、「自分を試したい」と自らが奮い立つまでになりました。
本気で戦って負ける悔しさを知り、サッカーを面白いと思うようになった凪は、初めて負けを思い知らされた潔に興味を持つように。
ここから、「潔に負けて悔しい」「上手くなるためにはどうすればよいか」と考えるようになったと思っています。
2次選考
1stステージで凪は潔・蜂楽が組んでいるところ、「自分も入りたい」と申し出ます。
今までは受け身でしたが、ここで自主性を見せて行動しています。
玲王とはひと悶着あったものの、3人で進むことに。
凛たちには敗れるものの、自分だけのスタイルを確立させていきます。
そして、かつての相棒、玲王と戦うことになり、お互いの価値観がズレていることを知りながらも、最後は見切りを付けて、戦いに身をゆだねるように。
またもや凛・蜂楽らと戦うも、あと一歩及ばず負けた時は悔しさを見せています。
そのことからブルーロックに来る以前の凪とは違い、明らかに成長していることが分かります。
今まではどんなことにも「めんどくさい」の一点張りで頑なにやる気を見せようとしなかった凪ですが、ブルーロックに来たことで自主性を持って勝ちにこだわっていることが分かります。
新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)
ネオ・エゴイスト・リーグでは現実で実在する選手「ベルカンプ」に興味を持っていたため、イングランドを選ぶことに。
ここでの課題は「創造性を身に付ける」ことでしたが、試合を通じて「このままでは潔に勝てない」と感じ、凪は玲王と再び共闘することに。
二人のコンビプレーでドイツを崩し、最後は「五連式・回天空砲蹴撃」によってゴールを決めました。
ここで「潔に勝てた」と長い雪辱から解放されるような描写が見られ、燃え尽きてしまったとも読み取れるような描き方がされています。
少なくとも凪の「上手くなりたい」というモチベーションには「潔に勝ちたい」という潜在意識があったので、燃え尽きていないか心配ですよね。
これから先、目標を失ってしまったことで凪は下がっていくのか、または、上り詰めていくのか注目ですね。
まとめ
今回はブルーロックの「天才」凪誠士郎のプロフィールや能力、ブルーロックでどう変わっていったのか解説しました。
凪が主人公のスピンオフ漫画「EPISODE凪-」や「小説ブルーロック戦いの前、僕らは。」では凪の知られざる一面が見られるので、ぜひ読んでみて下さいね。
アニメにも注目です。
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