皆さんこんにちは。
この記事では現在アニメ放送中のブルーロックの主人公、潔世一とそのライバル、ミヒャエル・カイザーの関係を考察している記事です。
※あくまで妄想の範囲なのでご了承ください。
※漫画202話までのネタバレを含むのであらかじめご了承ください。
はじめに
サッカー漫画「ブルーロック」に登場するキャラクター、潔世一とミヒャエル・カイザーの関係性を考察してみました。
- 二人がどんな関係なのか考えを知りたい
- 他人の考察を見てみたい
という方はぜひ最後までご覧ください。
2023年2月22日追記です。
「ブルーロック」207話読みました。
カイザーがブルーロックに来た目的が分かりましたね。
カイザーが潔をどう思っているのか、知りたい方は207話を読んでみて下さい。
結論
最初に結論です。
潔世一から見たミヒャエル・カイザー
- 喰って勝つべき目標
- 憎い敵
ミヒャエル・カイザーから見た潔世一
- 考察① 潔の成長スピードに苛立っている
- 考察② 潔をアシスト役として従えたかった
- 考察③ 潔を潰しに来たが全く潰れず苛立っている
と考察しました。
潔世一・ミヒャエル・カイザーの概要
まず最初に二人の能力です。
潔世一
- 高いサッカーIQと空間認識能力
- 直撃蹴弾(ダイレクトシュート)
- オフ・ザ・ボールの動き出し
- FLOW(フロー)
- メタ・ビジョン(超越視界)
- 主人公感
潔世一の詳細な能力を知りたい方はこちらの記事を参照ください→「ブルーロック」潔世一(いさぎよいち)の能力(メタビジョン)・魅力を解説
ミヒャエル・カイザー
- 高い身体能力と洞察力
- カイザーインパクト
- メタ・ビジョン(超越視界)
です。
潔世一から見たミヒャエル・カイザー
まずは潔の視点からです。
喰って勝つべき目標
スペイン戦後、ノアとの差を感じた潔はノアを「憧れすぎて遠すぎる存在」だと言います。
そこで、ノアを超えるため間にある溝の中継地点としてカイザーを選び、喰うことを決めています。
潔 → カイザー → ノア
こんな感じですね。
カイザーは潔の完全な上位互換の選手です。
潔はカイザーのプレーを初めて見た時、自分の才能の延長戦上の天才だと評価しています。
このことからもカイザーを喰うべき目標として認識していますね。
憎い敵
185話イングランド戦にて、潔はメタ・ビジョンでゴール前に抜け出しそのままゴール!!かと思いきやカイザーに「クソお邪魔します」されてしまい、結局、國神へのアシストへとなってしまいます。
どうしてもゴールが欲しかった潔は、邪魔されたことから怒りをあらわにしていました。
そうですよね、自分の完成したプレー、ましてはチームメイトから邪魔されたらそれは怒りますよね。
この時、今まで衝突した馬狼や凛などとは違って、初めて殺意をぶつけています。
また、雪宮からカイザーと同類扱いされた際にも、苛立ちを見せていました。
このことから、潔にとってカイザーは、嫌いなヤツで憎い敵と言えるでしょう。
ミヒャエル・カイザー視点から見た潔世一
ここからが本題です。
カイザーは登場時、潔に対してマウントを取って余裕を見せていましたが、話が進むにつれてその様子は無くなり、苛立ちを見せています。
なぜ苛立ちにまで変化しているのか。
カイザーの変化を簡単にまとめます。
ネオエゴイストリーグ能力テスト時
- 「お前は哀れなピエロ、俺の前に立ちはだかってくれ」など、下に見ているような発言が分かる。
- 同時に潔に対して興味を示す。
スペイン戦
- ノアとラヴィーニョのマッチアップ時、足を引っ張る潔に対して「お前では格が足りない」と発言
- 相変わらずのマウントかとも思えるが、アドバイスしているようにも見える。
ここまでで潔に対して苛立ちなどの感情は見られません。
煽りながらも気にかけているようにも見えます。
イングランド戦
しかしイングランド戦で色が変わります。
序盤は潔を煽る描写が多かったですが、メタ・ビジョンを習得してからは二人の動きが被るようになり、カイザーは苛ついています。
202話では主人公感という概念を手に入れた潔がカイザーを出し抜いた際、「おま…イカれてる…」とまで言わせています。
そんなカイザーの心境について、私は3つの説を唱えます。
※妄想の範囲となってしまうことをあらかじめご了承ください。
考察①潔の成長スピードに苛立っている
カイザーは先述した通り、カイザーインパクトやメタ・ビジョンを武器としています。
彼は潔から「天才」と評されていて、162話にて蜂楽や凪、凛とは違う才能と公言されています。
少しずれますが、「違う才能」とはそもそも何が違うのでしょうか?
私は蜂凪凛の才能はFWとしての直感が優れていることだと思っています。
蜂楽に関してはかいぶつ(イマジナリーフレンド)が見えていますよね。
サッカーをしているときに見えていて、3話にて蜂楽自身がかいぶつを直感だと言っています。
そして凛は幼少期のプレーからFWとして、直感でプレーしている描写があります。
124話で冴とプレーしている際「敵がパニックになって壊れる方に動いている」と発言しています。
同話にて冴からも「直感に頼りすぎだ」と注意されていることから、元々は直感的なプレイヤーだったという事が分かります。
次に凪の才能はトラップもそうなのですが、その場のインスピレーションで局面を打開してしまう事です。
179話でクリス・プリンスから何を考えてゴールを決めているかと聞かれた際、「来たボールに反応してる」と答えています。
このことから彼らは直感が優れている選手だと分かります。
単なる深読みだと言われればそうなのですが、少なくともFWとしての直感を持っていることは分かりますよね。
一方のカイザーは合理的なプレーで瞬時に相手の動きを察知し、最適解のプレーを選んでおり、直感でプレーをしている描写が見られません(もし描写があったらごめんなさい)。
つまり直感で動けるか、理論で動いているかが蜂凪凛とカイザーの違いです。
直感というのは才能の類ですよね。
ここから妄想となりますが、元々カイザーはFWとしての直感が優れておらず、合理的にプレーをするためにメタ・ビジョンやゴールを生むためのカイザーインパクトを習得していたらどうでしょうか?
そして、カイザーが努力をしてきたことが分かる物があります。
それは169話のカラーページにあります。
たくさんの富を得ているカイザーの横にボロボロのサッカーボールがあります。
このボールからカイザーが死に物狂いで努力してきたことが伝わります。
そんな努力を経てメタ・ビジョンやカイザーインパクトを習得したと考えたらどうでしょうか。
あえて蜂凪凛を天才型と呼ぶとすれば、カイザーは努力型と位置付けることは出来ませんか?(それでもえげつない才能を持っていることは重々承知です)
そして、死に物狂いで習得したメタ・ビジョンをイングランド戦にて一瞬で潔にトレースされてしまったことから、苛立ちを出すようになったのではないか。
という説を唱えます。
考察②潔をアシスト役として従えたい
バスタードミュンヘンはカイザーを中心としたシステムで動いています。
つまり、フィニッシャーをカイザーとして描かなければなりません。
もっと分かりやすく言うと、カイザーからゴールを逆算できる選手が必要です。
そのシステムを支えるためにはカイザーの囮役やアシストマンなど、高いサッカーIQや広い視野を持つことが求められます。
ここからが考察なのですが、U20に勝利したブルーロックのニュースを聞きつけたカイザーは潔の能力に目を付け、ブルーロックにやってきたという説です。
潔を自分の支配下に置いて、アシストしてもらう狙いを持っていましたが、潔は屈服する様子もなく成長を続けるため、苛立っている。
という説を唱えたいです。
考察③潔を潰しに来たが全く潰れず苛立っている
潔と初めて会ったとき、俺の人生に立ち塞がってくれという発言があります。
このことから純粋に潔を潰しに来たが、予想以上の成長を遂げているため、思い通りにならず苛立っている。
という説を唱えます。
以上が私の考察です。③だけ異様に短いですね。(笑)
まとめ
今回は潔とカイザーの関係性について両者の視点から考察してみました。
この考察はあくまで妄想の範囲内だということをご了承ください。
この先の話でカイザーの心境が描かれたら嬉しいですね。
ゆくゆくは共闘なんかもしてくれたら最高です。
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